ネットワークビジネスの人脈づくりで異業種交流会を上手に活用する方法
ネットワークビジネスを始めると最初のうちはリストアップに出てくる知り合いや友達に伝えます。
でも、リストアップの数には限りがあります。どんなにリストアップの数が多い人であっても、いずれ伝える相手がいなくなります。
伝える相手がいなくなると、新しく人と知り合って伝えなければなりません。その時に真っ先に思い浮かぶのが異業種交流会などの交流会ではないでしょうか?
交流会に参加して、新しい人脈を広げて新しく知り合った人にネットワークビジネスを伝えようとします。
ところが、交流会に参加しようと思ってネットで検索してみると、ほとんどの交流会で「ネットワークビジネスをやっている人の参加は禁止」となっていて、なかなかネットワークビジネスOKの交流会はありません。
しかたなく近場の適当な交流会に参加したところネットワークビジネスをやっていることがバレてしまい、主催者側からクレームを受けてしまう・・・
こんなことは実際によくある事ではないでしょうか。
今回は、私たちネットワークビジネスをやっている人がどのように上手に交流会を活用したらいいのか、その考え方とやり方についてお話していきます。
異業種交流会も、ルールを守って上手に活用すればたくさんの人たちと知り合うチャンスがあります。それでは順番に解説していきます。
目次
ネットワークビジネスで交流会の活用
人脈を増やすために活用したい交流会は様々な種類があります。
それぞれに特徴があります。私たちネットワークビジネスをやっている人が交流会を上手に活用するために、まずどのような種類の交流会があるかをチェックしてみましょう。あなたのライフスタイルに合った交流会を見つけて上手に活用してください。
そして、ほとんどの交流会では、ネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止しています。もし発覚すると厳しい対応をされれしまいます。そんな時は、どう対応すれば良いのかについてもお話します。
異業種交流会
異業種交流会の活用は、私たちネットワークビジネスをやっている人が新しい人脈を作るために昔からやられているオーソドックスなやり方です。
異業種交流会に参加する人たちは、誰もが新しい人脈を求めています。そして前向きでプラス思考の人が多いです。ですから、ネットワークビジネスを伝える相手としてはとても良い人材だと言えます。
私も、数十年前に新しい人脈を作りたくて異業種交流会に参加していたことがあります。当時はネットワークビジネスをやっていなかった時期でした。ある異業種交流会で知り合った女性と名刺交換したら、後日「会いませんか?」と言うことでファミレスで会いました。
結局、ネットワークビジネスの勧誘だったわけです。会うまでネットワークビジネスの勧誘が目的だったとは分かりませんでした。かなり前の話なので法律も今ほど整備されていなかったと思います。
このやり方は、簡単に新しく人と知り合って良い人材にアプローチできるなど利点が多いのでやっている人がかなり多かったと思います。その後、ほとんど全ての交流会でネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止する動きとなります。
読書会
最近よく目にするのが読書会です。朝から午前中の時間帯や休日に開催されていることが多いです。
仕事の出勤前に朝活として気軽に参加できます。場所は主にカフェなどを利用して安上がりで運営しているようです。
読書会を主催している知り合いに聞いたところ、読書会でやっている内容は各読書会によって様々だそうです。一人ひとりが読んだ本について発表する会や、1冊の本を決めて全員が同じ本を読んでその本についての感想を発表するなど。
読書会も前向きな人たちが集まりますので、同じ会の参加者と知り合えばよい人脈になるでしょう。
オフ会
ここで言うオフ会は、飲み会やパーティーなどを含めます。
お酒が入ると、初対面でもすぐに打ち解けて仲良くなれます。共通の話題やテーマがあればなおさら人間関係の距離を急速に縮めることができます。
あなたのライフスタイルに合わせた、飲み会やパーティーなど近場でやっているものを見つけて参加してみるのも面白いかもしれません。
朝活 (2022年12月10日追記)
数年前から朝活が注目されています。朝活とは、出勤する前の早朝に集まって何かのテーマごとに勉強したり話し合ったりします。
時間帯が早朝なので、アフター5に影響がないため向上心ある人や前向きな人たちの間で流行っています。
朝活のテーマは多種多様あります。例えば、先ほどあげた読書会も朝活として開催されていることが多いと思います。これは勉強系ですね。その他の勉強系には、英会話などが人気のようです。勉強系意外にも、スポーツなどの運動系、習い事を含む趣味系など本当に様々な朝活が開催されています。
ネットワークビジネスを始めたばかりの人は、ダブルワークでやっている人が多いと思います。忙しい毎日のなかで、スキルアップしながら新しい人脈が作れるので朝活の活用はとくにおすすめです。
ネットワーカー禁止の交流会への対処法
交流会へ参加して新しい人脈を作ることは分かったのですが、どの交流会の募集を見てもネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止しています。これはどうすればいいのでしょうか?よく頂く質問です。
私の個人的な意見ですが、ネットワークビジネスをやっていると言わなければいいのではないでしょうか?
そして、交流会での名刺交換も、ネットワークビジネスとすぐに分かる名刺は避けた方がいいでしょう。もちろん、交流会の中でネットワークビジネスの勧誘や話をするのも止めましょう。
まずは新しい人脈を作って、個人的な交流をしていきます。相手と一対一で仲良くなれば、その後にいろいろな話をすることでしょう。そうなれば、ネットワークビジネスについて話をする機会も訪れるかもしれません。
あくまでも、新しい人脈作りの場として交流会を活用させてもらう。このスタンスであればそれほど問題にはならないと思います。あくまでも私個人の意見なので、交流会への参加は各個人の責任で参加してください。
交流会で名刺交換した人から後日連絡がきて、会ってみたら、他のネットワークビジネスの勧誘だったという話もよく聞きます。
その場合は、お互いにネットワークビジネスをやっている者同士、情報交換してみるのも良いかもしれません。定期的に連絡を取ってみて、こちらのネットワークビジネスにお誘いするタイミングを待つのも1つの方法だと思います。
正しい交流会の活用方法
交流会は正しい活用方法は、新しい人脈を作る場として参加します。
すると、やはり、たくさんの人と名刺交換をしようとします。私も初めそうでした。しかし、交流会でたくさんの人と名刺交換をしても、その後良い人脈になったかと言うとそうでもありません。名刺の数は増えますが、良い人脈にはならないのです。
ここで誤解しないでください。交流会を、ネットワークビジネスを勧誘する場にしてはいけないと言うことです。
ではどうすればいいのか?理想的なやり方は、1人か2人のキーマンを紹介してもらいます。そしてその1人か2人のキーマンの人と深く関わりを持ちます。紹介してもらうのは、主催者です。主催者に頼んで、「この会、初めてなのですが、この人を頼ったほうがいいよと言う人を1人紹介していただけますか?」とお願いするのです。
主催者やその会のキーマンと仲良くなっていれば、その交流会での行動がやり易くなります。直接ネットワークビジネスを伝えるわけではなくても、強力な味方になってくれるでしょう。ここでのポイントは、キーマンに話をする時に必ず主催者を通すことです。
ネットワークビジネス参加OKの交流会
ほとんどの交流会でネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止していますが、調べてみるとごく少数ですが、ネットワークビジネスをやっている人の参加をOKにしている交流会もあります。あなたも興味がありましたら調べてみてください。
ネットワークビジネスをやっている人も参加OKの交流会ですと、当然ネットワークビジネスをやっている人たちがたくさん集まってくるでしょう。この場合はどうすればいいのでしょうか?
伝える相手が他のネットワークビジネスをやっている、ということを大前提にしたトークの組み立てを準備します。
相手が他のネットワークビジネスをやっている場合のトークとその組み立て方については、以下の記事で詳しく解説しました。よろしければご覧ください。
ネットワークビジネスでノーと言われない誘い方 序章:「あなたとビジネスがやりたい」と言われるコミュニケーションスキル
他ネットワークビジネスをやっている人を勧誘しないまでも、他のネットワークビジネスの情報を知ることによってあなたのネットワークビジネスに対する知識の幅を広げることができます。
「他のネットワークビジネスではこうだけど、私のネットワークビジネスはここが良いんです」など自分のネットワークビジネスをプレゼンする時のネタにすることもできるでしょう。
交流会を主催する
新しい人脈を作るためには交流会に参加して人脈を増やすことが効果的ですが、ネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止している交流会が多いので、何度も同じ会に参加するのは難しいかもしれません。
また、場所や時間が決まっていますので、あなたの予定と合う交流会を探すのが難しい場合もあるかもしれませんね。
そんな時は、思いきって自分で交流会を主催してみるのも1つの方法です。
交流会に参加する場合と比べてハードルは上がりますが、私はお勧めしています。交流会を自分で主催すれば交流会の内容や場所、時間など、すべて自分で好きに決めることができます。何よりも主催者は立場的に影響力が強いので人脈が増えるスピードが速くなります。
交流会を自分で主催する場合は、テーマを決める、会場の予約をする、参加者を集めるための告知をする、当日開催という流れになっていきます。交流会を自分で主催する場合に注意しなければならないことは、交流会ではネットワークビジネスの勧誘はやってはいけないということです。
別の趣旨で参加者を集めておいて、実は最後にネットワークビジネスの勧誘をするという流れは法律に違反します。交流会を主催する場合でも、あくまでも交流会は新しい人脈づくりの場として考えなくてはなりません。
交流会を主催して成功が加速した (2022年12月10日追記)
交流会の活用で、私が特に勧めているのが交流会の主催です。
私、金城は交流会を主催するようになってからネットワークビジネスの成果が加速しました。急激にグループが拡大するとともに収入もグングン上がったのです。
正確に言えば、私が開催したのは交流会ではありません。セミナーです。起業に興味がある人向けのセミナーを数百回も開催しました。セミナーに参加した人たちとその後仲良くなり個人的に交流を深める中で、ニーズがあればネットワークビジネスを伝えるというスタンスで伝えていました。
私が伝えた人たちは、起業に興味がある人たちばかりです。しかも、起業の中でもフロー収入ではなくてストック収入にとくに興味がある人たちでした。ストック収入とも働かなくても収入が得られる不労所得のことです。起業して不労所得を得る手段の1つとしてネットワークビジネスがあります。
私がセミナー開催で出会って伝えた人たちは、言い換えれば「ネットワークビジネスに興味がある人」と言えます。
まとめ
・ネットワークビジネスで新しい人脈を作る場合、交流会の活用が効果的。
・交流会には、異業種交流会、読書会、オフ会など様々な種類の交流会がある
・ほとんどの交流会でネットワークビジネスをやっている人の参加を禁止している。
・ネットワークビジネスを禁止している交流会への参加は、迷惑をかけないように注意して参加する。(自己責任でお願いします)
・交流会では、名刺交換した数よりも質を優先させましょう。
・いっそ自分で交流会を主催してしまうのがお勧めです。