ネットワークビジネスで友達を無くす前に知りたい、あなたも使える3つの魔法の言葉
ネットワークビジネスのデメリットでよく言われているのが「友達をなくす」です。ネットワークビジネスをやっている人であれば聞いたことがあると思います。
本当にネットワークビジネスをやることによって友達を無くしてしまうのでしょうか?今日は、私が十数年ネットワークビジネスをやってきた経験でネットワークビジネスで友達を無くすのは本当か?についてお話したいと思います。
目次
ネットワークビジネスで最初にやること
ネットワークビジネスを始めると、紹介者やアップからリストアップをしてくださいと言われます。リストアップとは、今までの自分の人脈を整理するために行います。親、兄弟、親戚、友人、知人などなど自分の周りにいる人たちや知っている人、連絡がつきそうな人をリストに書いていきます。
リストアップの作業が終わると、いよいよその人たちにアポを取って会いに行きます。ネットワークビジネスを伝える、または興味付けをするためです。
久しぶりの友達に連絡を取って、会いに行ってネットワークビジネスを伝える。この一連の流れを嫌う人がいます。できればやりたくない。これは、自分自身も最初はネットワークビジネスのことを怪しい物だと思っていた人ほど強く感じるようです。
友達にネットワークビジネスを伝えることによって、嫌われて縁を切られることを恐れているからです。お気持ちは分かります。私も、過去2回のネットワークビジネスの時は、友達に伝えに行ってはみたものの、かなりの確率で断られました。スポーツサークルのメンバーに伝えたところ、その後サークル全体に「私が怪しいビジネスを始めたから近付くな」と触れまわられ、結果的に私はそのサークルを辞めることになってしまったのです。こんな苦い経験を何度もしていれば、ネットワークビジネスを友達に伝えると嫌われる縁を切られるなどの恐怖で、行動できなくなってしまいます。
私の経験で言えば、過去2回のネットワークビジネスの時は、友達にネットワークビジネスを伝えることによって疎遠になったことが多かったです。でも、現在の3回目のネットワークビジネスでは、友達に伝えて疎遠になったことはほとんどありません。
これは一体どういうことでしょうか?
友達をなくさない場合もある
ネットワークビジネスは友達をなくすとよく言われますが、私の経験で言えば友達をなくさない場合もあります。逆に、ネットワークビジネスを友達に伝えて感謝されたことが何度かあります。
「こんなビジネスを探していたんだ。ありがとう」と感謝されたことは、1回や2回ではなく、数十回はあったと思います。
ネットワークビジネスを友達に伝えて「嫌われる場合と逆に感謝される場合がある。」この違いはどこにあるのでしょうか?簡単に言うと、相手のニーズです。相手が必要としている時に必要としている物を的確に届ければ感謝されます。
反対に、リストアップに上がった友達に片っ端から順番に伝えるやり方は、相手は誰でもいいのです。ネットワークビジネスに参加してくれれば相手は誰でも良いのです。自分の都合だけで伝えるのは相手を利用しています。そのような考えの場合、相手もそれに気がつきます。だから警戒して、離れて行ってしまうのです。
原因は伝え方にあった
ネットワークビジネスで友達をなくす最大の原因は、伝え方だったのです。相手のニーズを無視して、こちら側の都合だけでネットワークビジネスの製品やチャンスを伝える。こんな考えでは、相手から嫌われて仕方がありません。逆の立場になって考えてみればわかることです。
一般の人に、ネットワークビジネスをやっている人の何が嫌いか?と聞いてみると「強引だ」とか「宗教っぽい」と答える人が多いです。
強引で押し売りのような伝え方は相手から嫌われます。もしかすると、ネットワークビジネスの製品には少しは興味を持ったかもしれませんが、でも「あなたが嫌い」「あなたからは買わない」となってしまうのです。
宗教っぽいのも嫌われます。ネットワークビジネスに夢中なので、気持ちはわかりますが、「これしない」「他社品は毒だ」など1つの物にとらわれている状態は、周りから見ると違和感を感じて近寄りがたい存在となります。
ネットワークビジネスの製品でない物も、その物なりの良さやメリットが必ずあります。自分が使っている製品を否定されるのは誰もが嬉しくありません。相手が使っている製品を認めつつ、自分の扱っている製品も上手に提案することが理想かもしれません。
友達をなくさない伝え方とは
ネットワークビジネスは伝え方を間違えると友達を無くしてしまいます。では、友達を無くさないで伝える伝え方とはどのような伝え方でしょうか?
ニーズ
私が思うにまず、大前提として相手のニーズをきちんと確認して、こちらの提供しているもので相手の問題を解決できると分かってから伝えます。これが重要です。相手のニーズを確認しないで伝えると嫌われます。
あなたのネットワークビジネスで相手に喜んでもらえる価値はなんでしょうか?もし、扱っている製品が健康食品であれば健康を維持することや、さらに健康になることでしょう。そうしたら、例えば、健康に対して不安を抱えている人などが、ニーズがある人になります。
ビジネスチャンスでは、プラスアルファの収入が欲しい人や、サラリーマンの仕事に限界を感じている人、家族と過ごす時間が無い人などなど、これらの悩みを抱えているひとがニーズがある人となります。
伝える理由
そして、相手に伝える理由を伝えます。なぜ、相手にビジネスチャンスを伝えるのか?なぜ、あなたと一緒にビジネスをやりたいのか?この相手と一緒にビジネスをやりたいと思う理由を伝えない人が圧倒的に多いです。
なぜ相手にネットワークビジネスのビジネスチャンスを伝えたいのか?「たまたまリストアップしたら名前が出てきて、順番に伝えたらあなただったから」こんな理由では当然嫌われますし友達を無くします。
例えば、こんな理由が良いかもしれません。「なぜ、○○さんに伝えたいかって言うと、○○さんは部活の時から1つも物事をやると決めたら諦めずに最後までやる人だから。そんな○○さんと一緒にこのビジネスをやりたいと思っているんだ」
このように相手の長所を褒めるように理由として伝えます。ここでの注意点はウソをついてはいけません。ウソは必ずばれてしまいます。本当に相手に感じる長所を伝えてください。
安心感
次は安心感です。ネットワークビジネスをやっている人は、目標をもって日々行動している人が多いです。月末近くになっても現状が目標達成にほど遠いと焦ってきます。
すると、とにかく何でも良いから流通を増やしてポイントを稼ぎたい。誰でも良いからサインアップが欲しいとなってしまいます。この切羽詰まった状態が怖いです。何が何でもこの人サインアップさせようと、伝える相手にもプレッシャーを与えてしまいます。
ネットワークビジネスを伝える時に重要なポイントは、相手に安心感を与えることです。「安心して、絶対に無理にサインアップを迫ったりしないから」このような言葉を相手にきちんと伝えることが重要です。
ネットワークビジネスを十数年やった結果
私がネットワークビジネスを始めてから十数年が経ちました。十数年やってきた結果、友達を無くしたかどうか?
結果は、元々の友達で疎遠になった友達もいます。でも、新しく知り合って友達になった人が圧倒的に多いです。
新しく知り合って友達になった人で、ネットワークビジネスを伝えていない人も友達としてお付き合いしています。ネットワークビジネスを伝えた伝えないに関係なく友達が増えました。
そして、新しく友達になってネットワークビジネスを伝え、残念ながら途中で挫折した人の中でも友達関係を存続している人もいます。
そう考えると、やはりネットワークビジネスで友達をなくすと言うのは間違っていると思います。ネットワークビジネスのやり方次第で友達をなくすことも増やすこともできます。
あなたが相手をどのように見ているか?相手を利用しようとすれば、相手はそれに気がついて離れていくでしょう。しかし、あなたが相手のためを思って接すればネットワークビジネスをやるやらないに関わらず素敵な友達になるでしょう。
まとめ
・ネットワークビジネスは友達をなくすと言いますが、無くさない場合もあります。
・ネットワークビジネスで友達を無くす原因は、伝え方の間違いが原因です。
・ネットワークビジネスで友達を無くさない伝え方とは、ニーズ、伝える理由、安心感などがポイントです。
・ネットワークビジネスを伝える時に、相手のニーズを確認することが重要です。
・ネットワークビジネスを伝える時は、相手に伝える理由をきちんと伝えることが大切です。
・ネットワークビジネスを伝える時は、相手に安心感を与えることが重要です。
・私は、ネットワークビジネスを十数年やってきた結果、疎遠になる友達もいましたが、友達の数は圧倒的に増えました。