ネットワークビジネスでノーと言われない誘い方 第6章:ステップ4:クロージング
ネットワークビジネスを伝える時にもし相手がマイナスイメージだったとしても、その状況を乗り越えて伝えてプラスの結果を生み出す。
その具体的な方法の1つがプレゼンテーションスキルを使って伝えることです。
私が今までに合計1000万円以上かけて様々なトレーニング、セミナー、講習、成功プログラムを学び、その中で本当に役立つスキルだけを厳選したノウハウ。
それが「ネットワークビジネスで成果が出るプレゼンテーションの5ステップです。
今回はステップ4のクロージングについて解説します。
目次
クロージングのポイント
ステップ4はクロージングです。
ところが、ステップ1のアプローチのところでもクロージングが出てきました。
実は、ステップ1から5までの各段階で小さなクロージングが必要になるということなのです。
クロージングのポイントは、エネルギーです。
何を言うかよりも、エネルギーが大事なのです。そのエネルギーが情熱的ですと、相手に思いが伝わりクロージングがうまくいきます。
それでは、クロージングの時にどのようなエネルギーを出せばいいのでしょうか?
例えて言うと、プロポーズのようなエネルギーが理想です。
プロポーズでは、何を言うかという内容よりも「あなたを必ず幸せにします」という根拠はないかもしれども、自信と情熱と言い切りが必要です。
クロージングのエネルギー
例えば、この2つのトークを比較してください。
「●●さん、僕は東京大学を出ていて、この若さで課長だよ、持ち家もあって、借金ゼロ。二男だから親と住む必要なし。こんな僕と結婚したほうがいいと思うけれども、選ぶのは●●さんだから。どうする?」
このようなプロポーズをされたとしたら、どうでしょうか?内容は良いのはわかります。
しかし、心に響いてきません。とても結婚したいとは思いません。プロポーズは失敗するでしょう。
もう1つはこんな感じです。
「●●さん、僕は高卒で学歴は低い。年収も300万。でも、世界中の誰よりも●●さんを幸せにする。その自信はある。僕と結婚してください。」
内容を聞いてみると、高卒で年収も低い。でも、絶対に幸せにすると言いきっています。
この人となら結婚して幸せになれそうという気がしてきます。もちろん、このような話しをする時には、情熱に乗せたエネルギーが大切です。
ネットワークビジネスのクロージングもこれと同じです。何を言うかも大事なのですが、それ以上にエネルギーと情熱が大切なのです。
クロージングの練習法
クロージングの練習も、2人1組になってAさんとBさんに分かれてロープレで練習します。
まず、エネルギーを出す練習をロープレでやってみましょう。
やり方は簡単です。自分の好きな物でしたら何でも構いません。
映画、音楽、漫画、小説、旅行、スポーツ、料理、食べ物、カフェ、趣味など。自分が一番好きなモノを選んで相手に勧めます。
ポイントは、説明にならないように語ります。選んだ好きな事を体験している時の感情はどうなのか?をエネルギーに乗せて相手に伝えます。
Aさんが終わったら、役割を交代してBさんが話します。楽しくて盛り上がるロープレですので、ぜひ楽しんで練習してみてください。
そして次の練習は、「もし」を使う練習をします。また、2人1組になってAさんとBさんに分かれて交代でロープレします。
「●●さん、もし、事業説明会に参加するとしたら平日と土日とどっちがいい?」という選ばせるクロージングは、アプローチのクロージングでも出てきました。
これは、イエスorノーではなくて、AorBの選択肢を提示して選んでもらうやり方です。つまり、参加することが前提の質問になるので断わりにくくなっているのです。
ここでは、もう1つポイントをお話します。それは、小さなイエスです。小さいイエスを沢山もらうということです。
例えば、「10円貸してくれる」だと、わりと抵抗がないかもしれませんが、「10万円貸してくれる」と言われて、「はいどうぞ」とは言いにくいです。
これと同じです。
「●●さん、今日の事業説明会だけど、ちょっとは良いことは分かってくれた?」
「うん、ちょっとだったら。」
このように、イエスを言いやすい問いかけにするために「ちょっと」を使います。
小さなイエスを沢山もらうというのも、心理学を応用しています。私たち人間は、「はい」を4、5回連続で答えると、次も「いいえ」と言えなくなります。
クロージングのまとめ
・クロージングのポイントはエネルギーと情熱です。
・クロージングのエネルギーはプロポーズのように。
・クロージングの練習方法は、エネルギーを出す練習、選ばせるクロージング、小さなイエスを取る練習をロープレでおこないます。