ネットワークビジネスのセミナーは危険? 誰も言わない事業説明会の真実
ネットワークビジネスを始めると、活動の中心はセミナーが主体となっていると言うことがわかります。
私も過去を思い出してみると、ネットワークビジネスへの参加のきっかけは事業説明会でした。事業説明会とはセミナーと同じ意味です。
ネットワークビジネスのビジネス活動にとってセミナーは中心的な存在です。ネットワークビジネスのセミナーはとても重要なので、いつものようにグーグルで検索してみました。キーワードは「ネットワークビジネス セミナー」です。
検索結果に表示された1位から10位までのページに書いてあることを読んでみました。
それらのホームページを読んでみて、いくつかの事に気づきました。それは、9割がネットワークビジネスに対してマイナスの情報だったのです。
そこで今回は、ネットワークビジネスの成功者の立場からネットワークビジネスのセミナーについての真実をお話したいと思います。
2022年12月5日追記
「ネットワークビジネス+セミナー」というキーワード以外でも、「ネットワークビジネス」だけの単語を含めてネットワークビジネスを含むキーワードを使ってGoogleで検索した結果の約95%はネガティブな情報が記載されているページでした。
この現象は、Googleに限らず、YouTube、Twitterなど様々なプラットフォームで言えることです。とても残念なことです。
しかし、そのような状況の中だからこそ、このサイトのようにネットワークビジネスについて肯定的に扱い正しい情報を発信することの意義を強く感じます。
引き続き当ブログの運営を頑張っていきたいと思いました。
本題に戻ります。
目次
「ネットワークビジネス+セミナー」で検索した結果わかったこと
最初に、グーグルで「ネットワークビジネス セミナー」と言うキーワードで検索した結果、上位に表示されていたホームページの中でどんなことが書いてあったかをお話します。
ズバリ、9割が以下のパターンでした。
1.ネットワークビジネスを始めた。
↓
2.ビジネスがうまくいかない。
↓
3.ビジネスを挫折した。
↓
4.自分が挫折した失敗談をブログに書く
↓
5.ブログにアドセンス広告を貼ってアフィリエイト収入を得る
または、
1.ネットワークビジネスのセミナーに参加した。
↓
2.セミナーで騙されそうになった
↓
3.セミナー後の勧誘を断った
↓
4.断った勧誘の話をブログに書く
↓
5.ブログにアドセンス広告を貼ってアフィリエイト収入を得る
だいたいはこの流れです。
私は、これらのホームページの記事を10個読んでみて感じることがあります。それは、ネットワークビジネスの問題点です。
私が感じたネットワークビジネスの問題点は大きく分けて2つです。
勧誘する側の問題とネットワークビジネスに参加する側の問題です。
以下で詳しく説明します。
1勧誘する側の問題
なぜネットワークビジネスに勧誘する側の問題点を感じたのか?
それは、ある記事でこのように書いてありました。
「セミナーに誘われて参加したら、ネットワークビジネスだった」と言うことです。これは大問題です。
なぜなら、ネットワークビジネスのセミナーにお誘いする段階で「ネットワークビジネスのセミナーです」とか「ネットワークビジネスのお誘いです」などの目的や会社名を言っていないのです。このやり方は、法律的にも問題ですし、何よりも相手との人間関係を壊す可能性が高いのです。
「なんで最初から言ってくれなかったの!」
「最初から分かっていたら、参加しなかったのに!」
このように「ネットワークビジネスです」と、伝えずに勧誘すれば相手から恨まれる可能性があるのです。結果的にビジネスへ勧誘はうまくいきません。これは、お互いの時間が無駄になりますし、何よりも信頼関係が崩れます。
ではなぜ、ネットワークビジネスをお誘いする段階で「ネットワークビジネスです」と言えないのでしょうか?
これは、実際にそのようなやり方をしている人に聞いたことがありますが、みなさん決まって「自分が参加しているグループの方針がそうだからです」と答えます。
本当にそうでしょうか?
確かにグループで決まっているやり方なのかもしれません。でも、本当の理由は、違います。「最初にネットワークビジネス」と言うと、100%セミナーに参加してもらえないと思っているからです。
ネットワークビジネスを伝えるためのアポを取る段階で「ネットワークビジネスです」と言えないのは、最初に「ネットワークビジネスです」と言えるようなやり方を教わっていないからです。おそらく本人もそうですが、そのアップの方も教わっていないのでしょう。
実は私自身も過去ネットワークビジネスで2度挫折した時は、そのようなやり方で勧誘するように教えられました。「ネットワークビジネスと言わないで連れてきなさい」というやり方です。
つまり、最初に「ネットワークビジネスです」や会社名を言って誘う正しいやり方を教わりませんでした。
でも、「ネットワークビジネスです」と言わないでお連れするやり方の結果は、ほとんどがうまくいきません。人間関係も崩れてしまいます。
よく「ネットワークビジネスは友達を無くす」と言われていますが、このような友達を無くすようなやり方をしているので友達が離れていってしまうのです。
ネットワークビジネスに参加する側の問題
もう1つ感じた問題点は、ネットワークビジネスに参加する側の問題です。つまり、勧誘される側の問題です。
「ネットワークビジネス セミナー」で検索して上位に表示されているホームページに書いてあることの共通点は「すぐに諦めて挫折している」ことです。
つまり、ホームページの記事を書いた人たちは「諦めやすい」「挫折しやすい」性格だと分かりました。
ネットワークビジネスを始めたと言うことは、少なくても1度はネットワークビジネスの可能性を感じて「成功したい」と思ったわけです。簡単に言えば、お金儲けをしたかったんですよね?
それにも関わらず、通常ではありえない「7日間で辞めました」とか「1ヶ月で辞めました」などと書いています。1週間や1ヶ月という短い期間で、ネットワークビジネスで収入を得ることができるでしょうか?ほぼ無理でしょう。
ネットワークビジネス以外のビジネス、例えばアフィリエイトやせどりでも1週間や1ヶ月で収入を得るのはかなり難しいかと思います。このような「諦めやすい人」の特徴は、自分を省みずに手段を変えます。自分の非を認めません。他人や手段のせいにします。
だから、自分がわずか7日間や1ヶ月で挫折した理由をネットワークビジネスのせいにするのです。
このような人は、残念ながらどんなビジネスをやっても成功することができません。もし成功を望むのであれば、どこかのタイミングで成功するために必要なマインドセットを身に付ける必要があります。これが誘われる側の問題点です。
ここからは、ネットワークビジネスのセミナーについて肯定的な情報を話します。どうぞ、あなたのネットワークビジネス活動にお役立て下さい。
ネットワークビジネスのセミナーの目的とは
ネットワークビジネスのセミナーの目的についてお話します。
ネットワークビジネスのセミナーは大きく分けて2種類あります。1つは、ネットワークビジネスにまだ参加していない人を対象としたセミナーです。
もう1つは、すでにネットワークビジネスに参加している人を対象にしたセミナーです。
順番に解説していきます。
ネットワークビジネスにまだ参加していない人が対象のセミナー
ネットワークビジネスにまだ参加していない人が対象のセミナーは、新規事業説明会とかオプチュニティと呼ばれています。
呼び方は、各ネットワークビジネス会社やグループによって様々です。
セミナーの目的は、ネットワークビジネスに興味がある人に対して、会社の概要や実績、製品について、報酬プランなどビジネスや製品に関しての正しい情報をお伝えする場です。
ここでのポイントは「ネットワークビジネスに興味がある人に対して」という部分です。ネットワークビジネスに興味があるかどうか分からない人をお連れしても意味がありません。お互いに時間の無駄になってしまうかもしれません。
ネットワークビジネスに対してネガディブな記事を読んでいると「会場にいたセミナーの参加者の8割から9割がすでにネットワークビジネスに参加しているメンバーでさくらだった」と書いてありました。
すでにネットワークビジネスに参加している人が、初めての人向けの説明会に参加しているからと言ってサクラとは限りません。ネットワークビジネスのグループは、通常の会社組織と同じように組織の形をしています。経験が長くなればなるほどに役割が変わっていきます。
例えば経験が一番浅い先週参加したばかりの人も参加しています。このような人をサクラと表現することはあまり適切ではないと感じました。
私の最近の役割と言えば、セミナーのスピーカーやトレーニングの講師役を務めています。大勢の人前に立ってお話できるようになれたのも、ネットワークビジネスを始めたばかりの頃にセミナーやトレーニングに毎週欠かさず参加したおかげです。セミナーやトレーニングに毎回参加して、当時のスピーカーや講師のトークやスキルを学んでいたのです。
ネットワークビジネスにすでに参加している人を対象にしたセミナー
ネットワークビジネスをスタートしている人向けのセミナーはトレーニングなどのことです。
ネットワークビジネスも、他のビジネス同様、ビジネスで成功するために必要なスキルを身に付ける必要があります。
例えば、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル、時間管理スキル、目標設定スキル、マインドセット、製品知識などなど。
これらの知識やスキルを学ぶ場として、ビジネスメンバー向けのトレーニングが用意されています。トレーニングの種類は、各ネットワークビジネス会社やグループによって多少に違いはあります。
私たちのグループでは、先ほどお話した「ネットワークビジネスです」と言ってお誘いする方法などもトレーニングで学んでいます。トレーニングは、ネットワークビジネスで成功するために必要な成功者のスキルやマインドを学べる場としてとても価値があると思います。
実際の成功者のエッセンスが格安で学べるのは、ネットワークビジネスに参加するメリットの1つと言えるでしょう。
ネットワークビジネスのセミナーの目的についてお話してきましたが、次はネットワークビジネスのセミナーで成功する「誘い方」についてお話します。
ネットワークビジネスのセミナーで成功する誘い方
ネットワークビジネスのセミナーで成功する誘い方は、ネットワークビジネスに興味を持っている人に対して、お誘いする時に「ネットワークビジネスのセミナーです」と必ず伝えます。
この2点を実践するためには、いくつかの準備が必要です。
ネットワークビジネスをお伝えしようとしている相手がネットワークビジネスに興味を持っているか確かめることをリサーチと言います。お伝えしようしている相手に興味を持ってもらえるようにすることは興味付けと呼んでいます。
事前にこの2つをきちんとやります。相手がネットワークビジネスに対して興味がある、またはニーズがあると感じたらお誘いします。どんなに素晴らしい情報でも、相手が必要としていなければただのゴミ情報なのです。
お誘いする段階で「ネットワークビジネスのお誘いです」と言うためには、それなりのやり方を学ぶ必要があります。なぜ、ネットワークビジネスと言えないのでしょうか?それは「ネットワークビジネス」と言うと、否定されたり断られると思っているからです。
確かに、何も準備をしないで「ネットワークビジネスのお誘いです」と言えば、「お断りします」と言われて終わってしまうかもしれません。
最初に「ネットワークビジネスのお誘いです」とお伝えし、もし、相手の方の反応がマイナスだったとしても、上手なコミュニケーションを取ることによって最終的には「それだったら興味があります」と言ってもらえる方法があります。私たちのグループでは、その方法をトレーニングで学び実践しています。
詳しいやり方は、以下のページで解説しました。ぜひご覧ください。
ネットワークビジネスでノーと言われない誘い方 序章:「あなたとビジネスがやりたい」と言われるコミュニケーションスキル
もう1つお誘いする時のコツをお話します。
ネットワークビジネスのセミナーにお誘いする時に、もしネットワークビジネスに参加しなかったとしても、相手にとって価値があることを伝えます。
例えば、相手が将来独立を目指して頑張っている人でしたら、こんな感じです。
「今の時代で成功しているビジネスシステムの話も聞けるから、もし○○さんが将来、独立する時に必ず役に立つよ」
現代人で暇な時間をもて余している人はそういません。相手がセミナーに参加する場合、貴重な時間を使います。相手にとって価値があることを伝えることで安心してセミナーに参加してもらうのです。
ネットワークビジネスのセミナーで成功するやり方
ネットワークビジネスのセミナーに、新規のゲストの方をお連れする場合に気をつけなればならないことは3つあります。
セミナー前、セミナー会場で、セミナー後の3つタイミングです。これらを順番に解説します。
セミナー前
セミナー前に気をつけることは、セミナーの日時と会場までの道のりを正確に伝えておきます。できましたら、最寄りの駅で待ち合わせをして会場までは一緒に来るのがベストです。
セミナーに参加する時の服装もお伝えしてください。ビジネスライクな服装なのか、スーツにネクタイなのか。各ネットワークビジネスの会社ごとに雰囲気は違います。ゲストの方が参加して場違いにならないようにどんな服装を着てきたら良いのかを具体的にお伝えしてください。
セミナーのスピーカーについても、なるべく伝えておきます。どんな人なのか?ネットワークビジネスをやる前はどんな仕事をしていた人なのか?現在はどのくらいの実績を上げている人なのか?など。ゲストの方との共通点があればそれも伝えましょう。
セミナーが何時から何時までで、セミナー後にアフターがあればアフターの時間も事前に伝えておくといいでしょう。
2022年12月5日追記
最近のネットワークビジネスでは、セミナー参加時でも服装はカジュアルなものを好むようです。よりリラックスしてもらい余計な壁をなくすことが目的のようです。ネットワークビジネス会社やグループの雰囲気に合わせて服装も変えましょう。
セミナー会場
セミナーの会場では、ゲストの方を上手にサポートしてあげます。
ゲストの方はセミナーに参加することが初めてですので、受付のやり方、どこの席がおすすめかなど、丁寧にサポートしてください。
アップラインに紹介する必要がありましたら、セミナーが始まる前に紹介しておきます。
ネットワークビジネスをネガティブに感じている人が、セミナーの時に「引いたよ」と言うのが、Bさんつまりすでにネットワークビジネスに参加しているメンバーの過剰なうなずきと反応です。Bプッシュと呼ばれています。
スピーカーのコンディションを高めて、会場の雰囲気を盛り上げるためかと思いますが、過剰なBプッシュは逆効果と言えるでしょう。私のグループでは、自然な反応を心がけています。何事もやり過ぎは要注意なのです。
セミナー後
セミナー後のアフターも要注意です。アフターにお誘いする理由をきちんと伝えます。
例えば「感想が聞きたいから、この後お茶でも行きませんか?」などです。アフターに誘われて、ゲストの方が不安に思うことは「無理に契約を迫られたらどうしよう?」などかと思います。
そこで、先回りして「安心して。絶対に無理には誘わないからね。率直な感想を聞かせてもらいたいんだ」と言います。
アフターが無い場合、またはアフターが断られた時は、できましたら最寄りの駅まで一緒に帰りましょう。駅までの道のりで感想が聞けるかもしれません。質問や疑問がないかどうかも聞いてみるといいでしょう。
もう1つセミナー後で大切なポイントがあります。ネットワークビジネスのセミナーを聞いたゲストさんは、たいていはインターネットでそのネットワークビジネスの評判を調べます。
セミナー帰りの電車の中スマホで検索したり、帰宅したあとに調べたりします。ゲストさんがネットで調べた時に、ネガティブな情報ばかり出てくるとビックリしてしまいます。
なので、事前にインターネットで調べると、○○○のようなネガティブな情報がたくさん出てくるから驚かないで。なんでそのような情報がたくさん出てくるかと言うとね」とその理由を伝えておきます。
知らないでネガティブな情報がたくさん出てくるのと、知っていて出てくるのでは、その後の行動が変わります。これは、お化け屋敷と同じです。どこでお化けが出てくるのかが分かっていれば怖くありませんし、対処ができるのです。
まとめ
・「ネットワークビジネス セミナー」で検索して表示されるホームページは、ネットワークビジネスの挫折経験をネタにしてアフィリエイトで小銭を稼いでいる人ばかり。
・ネットワークビジネスのセミナーは問題点が2つある。
・問題点は、勧誘する側の問題と勧誘される側の問題。
・ネットワークビジネスのセミナーの目的は、ネットワークビジネスに興味がある人に対して正しい情報を伝える場。
・ネットワークビジネスのセミナーで成功する誘い方は、事前に「ネットワークビジネスのお誘いです」と言うこと。
・ネットワークビジネスのセミナー活用で成功するには、セミナー前、セミナー会場にて、セミナー後にそれぞれ気をつけなくてはならないことがある。