ネットワークビジネスのフォローは、ダウンの3タイプに合わせたい!
ネットワークビジネスの中で大事な仕事の1つにダウンのフォローがあります。ネットワークビジネスと言うと、ゲストの方をセミナーやABCにお誘いしてプレゼンしてクロージングしてサインアップ決まりました。みたいな流れがイメージされがちです。
ところが、クロージングと同じくらい大切なのがフォローです。今回は、なぜダウンのフォローが必要なのか?そして、実際に私がやっているフォローについてお話したいと思います。
目次
なぜダウンのフォローを最優先するのか?
ダウンのフォローはクロージングやサインアップと同じくらい大切な仕事と言いました。なぜそれほどまでにフォローが大切なのでしょうか?
極端な例でお話しますと、例えば、リクルートがどんどんできる優秀な人がいます。ところがフォローをまったくしません。新規でサインアップしたビジネスメンバーがどんどん入ってきますが、短い期間で同じくらいの人数がどんどんやめてしまいます。
これでは、いくらリクルートが上手でたくさんの人をリクルートできたとしても、意味がありません。グループも大きくなりませんし、収入も上がらない。夢や目標もかなえられないというわけです。
ですから、ダウンのフォローは他の仕事と同じくらい重要な仕事になっているのです。
では、ダウンのフォローとは、具体的に何をどのくらいやっていけばいいのでしょうか?ダウンのフォローの目的は、新規でビジネスメンバーになったダウンが、独立して自分でネットワークビジネスの仕事をこなせるようになるまでです。つまり、ダウンがそのまたダウンを教育できるようになるまでです。
これは一般的に言うと、子育てと良く似ています。最初何もできない状態から少しずつできるようになってもらう。だんだんと自信を付けてもらう。最終的には、自立してもらいます。
子育てと似ているので、過保護はダメです。いつまでたっても自立できません。ある程度の期間が経ったら、自分で考えて行動するチャンスを与えてあげます。このようにしてダウンを子供のように育てていきます。
この流れをディプリュケーションすることによって、ダウンがそのまたダウンを指導できるようになり、どんどんグループが拡大していくのです。
ダウンの3つのタイプ
ダウンには大きく分けて3つのタイプがいます。
- 起業家タイプ
- サラリーマンタイプ
- 主婦パートタイプ
これらのタイプ別で考えた場合に、どのタイプのダウンを優先してフォローすればよいでしょうか?
1の起業家タイプは、ほおっておいてもどんどん自分で行動できるタイプです。このタイプの人は元々自分で事業をやっていたり会社の経営者です。自分なりのポリシーややり方をしっかり持っています。
2のサラリーマンタイプは、素直に言われた通りに行動するタイプです。このタイプの人はマニュアルやノウハウにこだわります。教えてもらうことを忠実に実践します。逆に教えてもらわないことはやりません。なぜなら教わっていないからです。
3の主婦パートタイプは、ある意味自立しています。1の事業主と感覚は似ています。ただし、人によっては正しいやり方を求める人や、自分の思った通りにどんどんやってしまう人もいます。
これらの3つのタイプでどのタイプの人を優先してフォローしたほうがいいでしょうか?可能であればまんべんなく3つの人たちをフォローできることがベストです。あえて優先順位をつけるとすると、1の起業家タイプの人を優先します。もしかしたらあなたは、2のサラリーマンタイプの人を優先するのかと思ったかもしれませんね。
1の起業家タイプは、どんどん行動します。勢いに乗ってどんどん行動すると様々な問題に出くわします。なので、綿密なフォローが必要になります。また、起業家タイプの人は、自分のポリシーや自分なりのやり方を持っています。そのやり方でネットワークビジネスもやろうとします。なぜなら、他の事業で成功しているやり方だからです。
ところが、そのやり方がネットワークビジネスで通用するでしょうか?その通り。答えは「通用しません」です。自己流は事故流と言われますが、まず間違いなく自己流では成果を上げることができません。それがネットワークビジネスです。
例えば、起業家タイプの人が自己流でどんどんビジネスを進めていきます。まったく成果につながりません。すると、やる気も行動力もあった起業家タイプでもめげてくるのです。これはもったいないです。
起業家タイプの人が自己流で事故を起こす前に、きめ細かなフォローをすることによって修正する必要があります。
私が実際にやっているフォロー
それでは実際に私がやっているフォローをご紹介します。
やはり新しくサインアップしたばかりのビジネスメンバーには手厚くフォローをしています。最初は、NDTニューディストリビュータートレーニングの内容を直接お話します。もし、グループのトレーニングでNDTが開催されていてそこに参加できたとしてもスピーカーによってはテイストが変わってしまうので、私の直のダウンには私が直接NDTを説明します。
製品トレーニングや伝え方のトレーニングなどは、グループで開催しているトレーニングに参加してもらいます。
日々のフォローは、個別ミーティングと称して週に1回から10日に1回の頻度で行います。たいていは、私の自宅近くのカフェで行うことが多いです。
個別ミーティングの内容は、今のビジネスの悩み、前回のミーティングから今までの活動について、次回のミーティングまでの活動についてなど話し合います。時間にして、1時間30分から2時間くらい行います。
個別ミーティングの頻度は、最初のうちは週1回くらいから始めます。それからだんだんと頻度を少なくしていきます。
この個別ミーティングは大切だと思います。なぜなら、どんなタイプでも、1対1でないと話しにくい込み入った悩みを多く抱えています。そのあたりをきちんとケアしていかないと行動につながらないのです。
私は、グループの拡大と共にダウンの数が爆発的に増えました。できるだけ効果的に個別ミーティングをこなしたいと言うことで、少人数制のグループミーティングも行っています。1度に5名から8名くらいのグループでミーティングをします。
少人数制ミーティングは、込み入った悩みが話せない場合もあるかもしれませんが、他の仲間の悩みやその解決策なども聞けるので、とても充実した時間になります。
地方など遠く離れた地域に住んでいるダウンにも、定期的なフォローが必要です。私は、地方もセミナーで回っていましたので、そのタイミングに集中して現地のダウンの個別ミーティングを入れます。
地方に行っていない時でも、個別ミーティングは欠かせません。スカイプなどを使って、遠く離れたダウンとも個別ミーティングをすることできます。便利な世の中になりました。
このように、相手に合わせたきめ細かなフォローをすることによって、あなたのグループもどんどん拡大していきます。
まとめ
・ネットワークビジネスでダウンのフォローも、クロージングと同じくらい重要な仕事です。
・ダウンのフォローは子育てと同じで、自立させることが目的です。過保護はダメです。
・ダウンの3つタイプ、起業家タイプ、サラリーマンタイプ、主婦パートタイプのうち、フォローを最優先させたいのは起業家タイプ。
・具体的なフォローは、個別ミーティングが中心となります。ダウンの悩みを解決して、また動き出せるようにします。