ネットワークビジネスのリクルートの目的が「サインアップ」だから成功できない!成功するリクルートは相手を○○にさせることだった。
ネットワークビジネスでビジネスメンバーの勧誘をすることを、リクルートやスポンサリングと呼んでいます。
私は元々普通のサラリーマンでしたので、人を勧誘することなんて、とてもとても・・・。それでもネットワークビジネスで成功するためにはリクルート活動をする必要があります。私も、いろいろと試行錯誤することによって、だんだんリクルートができるようになりました。
なぜ、いままで勧誘経験のない私が、友達を無くすこともなくストレスも無く、ばんすかリクルートできるようになったのか?今回は、私がどのようにしてリクルートをしてきたのか具体的に4つに分けて解説していきます。
目次
ネットワークビジネスのリクルートの目的は何なのか?
ネットワークビジネスを始めると様々な壁にぶつかります。壁の中でも、最も乗り越えたい壁が「リクルートできるようになること」ではないでしょうか。
リクルートとはネットワークビジネスでは、ビジネスメンバーの勧誘のことを指します。一緒にネットワークビジネスをやりませんか?というお誘いです。
実際にネットワークビジネスをはじめると、なかなかリクルートが上手くいかなくて悩む人が多いと思います。私もネットワークビジネスを始めた頃は思うようにリクルートができずに悩みました。
ある外部のトレーニングに参加した時のことです。セールス界のイチローと呼ばれている講師に衝撃的なことを教えてもらいました。それはクロージングの極意です。
「クロージングの目的は、契約を迫ったり、契約書にサインさせることではない」
「クロージングとは、○○に本気にさせることです」
心に「ズドーン!」ときました。これは・・・私にとって衝撃的な言葉でした。なぜなら、それまでの私のリクルート活動は、相手にサインアップさせることが目的だったからです。わたしはリクルートというものを完全に間違えていたのです。
だから、いかにビジネスチャンスが凄いか、いかに扱っている製品が素晴らしいか!このような利点(メリット)となる情報ばかりを相手に伝えていました。このリクルートのやり方でも、サインアップをする人はいましたが、確率的にそう高いものではありません。
このクロージングの極意を教わってからは、私のリクルートのやり方がまるっきり変わりました。新規事業説明会を聞いてもらった後は、ビジネスの内容そのものにはあまり触れず、相手と人間関係を深めるためのコミュケーションをとりながら、最終的には相手を自分の人生に対して本気にさせることを目的としたクロージングに変えました。
ゲストが、なぜネットワークビジネスに興味を持って事業説明会を聞きに来たのか?何に悩んでいるのか?ネットワークビジネスを通してどんな悩みを解消したいのか?本当はどんなライフスタイルを送りたいのか?私自身が相手を理解できるまで質問を繰り返し、そして、最後にこんなふうに伝えていました。
「○○さんは、今のままで終わる人じゃない」
「○○さんだからこそ、このビジネスを一緒にやりたいんだ」
このクロージングのやり方に変えてからというもの、リクルートできる数が圧倒的に増えましたし、わたしも、相手のことを深く知ることができるので、そのあとのフォローもしやすくなりました。
ネットワークビジネスのビジネスメンバーをお誘いする時に一番大切なポイントは、相手を自分の人生に対して本気にさせることです。ネットワークビジネスにサインアップさせることではないのです。繰り返しになりますが、リクルートの目的は、相手を本気にさせることです。本気にさせることが目的だからこそ、相手の魂に響いて相手は行動するのです。
ネットワークビジネスのリクルートの時に大切なこと
リクルートでもう1つ大切なポイントがあります。エネルギーの高さです。どんなに内容が素晴らしい事を言っていてもエネルギーが低ければ相手の心に響かせることは難しいでしょう。
リクルートで成功するには、相手を本気にさせることがポイントとお話しました。相手を本気にさせるにはエネルギーが必要です。自分自身がエネルギーを高くし、相手にクロージングしなければ相手へその想いが伝わりません。プロポーズで考えてみましょう。エネルギーが高すぎるのも引いてしまうかもしれませが、ボソボソと暗い声で「あなたを一生幸せにする」と言っても、相手に伝わるでしょうか?私だったら信用できません(笑)
ところが、私たち現代人はエネルギーの出し方が良く分かっていないのです。なぜなら、普段エネルギーをあまり出さないからです。松岡修三さんのように熱血で過ごしている人より、省エネで過ごしている人のほうが多いのですね。ではどうするのか?いざという時に、エネルギーを出せるようになるには、練習すれば良いのです。
仲間と共に、クロージングのロープレをします。この時、エネルギーを意識してください。ロープレの時は、実際のクロージングの時には、さすがにここまでエネルギーを高くしないだろう。というくらいがちょうど良いと思います。練習の時にエネルギーを高めにすることによって、実際の現場ではちょうど良いくらいのエネルギーになります。
このロープレは、お互いに自分がネットワークビジネスをやっている理由を話すことにもなりますし、エネルギー高くクロージングしあうことで、ロープレ中に、涙を流す人もいるかもしれませんね。それぐらい、本気でチャレンジしてみてください。
リクルートの時に必ず伝えたいこと
私がリクルートの時に相手にお伝えしていたのは、私たちグループの環境のこだわりです。なぜなら、リクルートしようとしている相手は、同時に他のネットワークビジネスからの勧誘を受けている場合があるからです。
相手が複数のネットワークビジネスからの勧誘を受けている場合は、必ず比較されます。もし、同時に複数のネットワークビジネスからの勧誘を受けていなかったとしても、こちらのセミナーに参加した後や、ABCの後にインターネットで調べて比較するでしょう。
相手に比較された時に、自分達のグループが選ばれなければなりません。私は他のグループとは違う自分のグループだけの特徴、こだわりを考えて掲げました。
私のグループのこだわりは、「日本一の教育環境を整えていること」です。
本気で日本一の教育環境を整えようとしていましたので、私自身があらゆるセミナー、研修、自己啓発セミナー、能力開発プログラムを実際に参加してみて、本当に成果が出た物だけを取り得れました。費用は数百万円かかりましたら、おかげさまで日本一レベルの教育環境を整えることができたと思います。
他のグループや他のネットワークビジネスと比較して、ここまで充実した教育を整えている所はありません。リクルートの時に、相手に「最高のトレーニング環境が整っています」と言うことができます。これはかなり効果的でした。
あなたも、あなただけのこだわりやグループのこだわりを打ち出して、リクルートの時に自信を持って相手に伝えてください。
ABCやセミナーを活用する
ネットワークビジネスの基本ですが、リクルートする時にはABCやセミナーを活用します。私は、自分が成功者になってからも、新規ゲストの方をセミナーにお連れしてをセミナーを活用していました。
私自身、成功者になっていますから、自分でもビジネスチャンスや製品についてプレゼンできます。実際にセミナーでもスピーカーとして話していました。それにも関わらず、なぜ、自分の直接のリクルートの場合は、セミナーを活用していたのか?
これには理由があります。私が直接伝えるよりも、第三者から伝えてもらったほうが聞く耳を持ってくれるからです。もちろん、ABCやセミナー前にはティーアップが欠かせません。その結果、相手がサインアップする確率が高くなるからです。間接的には相手のためにABCやセミナーを活用していると思っています。
ABCについては、こちらの記事にさらに詳しく書いてあります。想像以上にABCは効果的です。ぜひ知ってください。
ネットワークビジネスでABCを成功させるために絶対ハズせない5つのこと
まとめ
・リクルートの目的は相手を本気にさせること。
・リクルートする時は、エネルギーを高めにする。
・他グループ、他ネットワークビジネスと比較されても負けないこだわりを持つ。
・成功していてもABCやセミナーを活用する理由は、成約率を高めるため。