ネットワークビジネスは口コミがうまい人が成功する?伝え方のコツはおばちゃんのアレだった!
ネットワークビジネスは口コミのビジネスです。ネットワークビジネスで成功するためは、口コミが上手くなければならないと思いがちですが、ところが実際は、少し違うのです。
今回は、ネットワークビジネスで成功する口コミについてお話します。
目次
営業で成功する人はネットワークビジネス(口コミ)でも成功するのか?
ネットワークビジネスは口コミのビジネスです。口コミとは、人から人へ情報が伝わっていくことを言います。人から人へ情報を伝えて、製品を販売する。またはビジネスチャンスをお伝えすることがネットワークビジネスの仕事です。
ところが、ネットワークビジネスのことを営業や販売の仕事などの単なる物売りと勘違いしている人も大勢います。なぜでしょう?私は、ネットワークビジネスを18年間やってきましたが、私の中では、一般的な営業の仕事とネットワークビジネスの口コミをはっきり区別しています。
一般的な営業の仕事は、自分が扱っている製品の好き嫌いに関わらず、オススメするのが仕事ですから、どんどん見込み客に製品を勧めます。たとえば、不動産の営業。仕事では一戸建てを扱っていますが、ご自分はマンションに住んでいる。ということもありえますよね。車の営業。さすがに他社メーカーの車に乗っているということは無いかもしれませんが、扱っている車の車種とご自分が乗っている車種は必ずしも同じではないでしょう。
少し話がそれますが、CMはその最たるものだと思います。化粧品のCMに出ている美しいモデルさんや女優さん、その製品を使っているでしょうか?メーカーからサンプルをもらい、一度くらいは使用しているかもしれませんが、そこまで長年使っているとは考えにくいですよね。化粧品が新製品であれば、なおさらです(笑)
話を元に戻しますと・・・
これに対して、口コミは、自分が実際に扱っている製品を使っていて気に入っていなければできません。自分が使ってみて良いと思った物を「これいいんですよ」と伝えるのが口コミです。
例えば、ラーメン屋さんです。私はラーメンが大好きで、週に1回は美味しいと評判のラーメン屋さんをさがしては食べに行っています。以前は昼食はほとんどラーメンという生活でしたが、身体に不調を感じたため、行く回数をセーブしています(笑)
あちこち食べ歩くなかで、本当に自分が気に入ったラーメン屋さんを見つけると、ついつい友達に話したくなってしまいます。自分が気に入ったラーメン屋さんの事を友達に話す時に、なにか努力が必要でしょうか?自然と楽しくつい話してしまうのではないでしょうか?これが口コミです。自分が実際に使っていて気に入っている物でなければ口コミはできないのです。
ネットワークビジネスの口コミを成功させるために、絶対はずせないこと
ですから、ネットワークビジネスに参加して真っ先にやらなければならないことは、そのネットワークビジネスの製品やサービスを自分で実際に使うことなのです。とにかく使いまくってその製品の良さを1つでも多く見つけます。
ネットワークビジネスの製品は一般的な製品と比べて、その流通の仕組み上、高品質なもののはずですから、違いを体感することは難しいことではないと思います。もし違いを感じられない場合は、そのほかの製品もどんどん試してみてください。
さらに、仲間と製品の良さをディスカッションすることもとても良いことです。自分が気付かなかった製品の良さを知ることができますし、人によって感じ方が違うので、トークに幅が生まれます。男性、女性、若い方、ご年配の方、いろいろな方の体験を聞いて、自分の引き出しを増やしましょう。そうするとさらに自分の口コミ力が上がります。
スーパー愛用者になることが、口コミ成功への近道
自分の口コミ力を高めるには、自分が携わっているネットワークビジネスで扱っている製品を徹底的に使うことが大切だとお話しました。つまり、あなた自身がスーパー愛用者になって、製品をとことん好きになることが大事なのです。
あなたがスーパー愛用者になることによって、あなたの口コミ力が上がります。口コミがうまくいけば、早く成果を上げることができるでしょう。
さて、スーパー愛用者になるにはどうすればいいのか?
- 全製品を使いまくる
- 量や頻度を増やす
- 仲間と体験をシェアする
スーパー愛用者になるには、自分が扱っている製品をなるべく全製品を徹底的に使いまくります。使いまくって、その製品やサービスの良さを実際に体感します。体感することは、感覚なので個人差があります。
なので、製品の良さを体感できなかったら、使う量を増やしてみたりして工夫してください。さらに、仲間と共に製品の良さや面白い使用方法などをディスカッションしてください。自分の体験プラス仲間の体験でより製品の口コ力が上がります。
成功する口コミのポイントとは?
ネットワークビジネスは口コミのビジネスだからと、こちらから一方的に口コミしても、一歩間違えれば押し売りになってしまいます。押し売りや強引な勧誘はネットワークビジネスでもっとも嫌われる行為です。絶対にしてはいけません。あなたもできればしたくありませんよね。
そうは言っても、口コミをしなければビジネスになりません。では、どうすれば、口コミを上手く成功させることができるのか?
これは、口コミをする時のポイントを意識しましょう。伝える時に最初から最後までこちらが一方的に話していれば、やはり強引な押し売りになりかねません。口コミをする時も相手とのやり取りを意識しましょう。
例えばこんな感じです。近所のおばちゃんの会話を参考にしました。おばちゃんは最強です。常に口コミをしているといっても過言ではありません!
「ねえねえ、聞いた?」
「何々、聞いてないよ」
「●●さんが今度アレなんだって」
「えっ、アレってもしかしてアレのこと」
「そうそう、そのアレのことよ」
このようにして、相手の興味を引き出しながら・・・キャッチボールの要領コミュニケーションを取ります。そうすれば、こちら側からの一方的な会話にならずコミュニケーションがスムーズに進みます。
ポイントは、相手から質問させるように仕向けることです。相手から質問してもらえれば、そのテーマについて相手は興味を持っていることになりますから、そのテーマの話を真剣に聞いてくれます。
このように口コミする場合、全体の話の流れの中でメリハリを作ることが大事です。こちらが投げかけたら、相手から質問させる。この繰り返しです。決して、こちら側が一方的に投げっぱなしにならないように注意しましょう。ボールがどんどん投げられるとうっとおしくなってしまいます。
成功する口コミのオープニングはインパクト
相手の興味を惹きつけて相手から質問させるには、インパクトあるオープニングが必要です。インパクトがあるオープニングとは、それを伝えたら相手が「えっ、何それ!?」と関心を持ってしまうような言葉、内容のことです。
例えば、アポイントの時に電話で「ねえ●●さん、私実は魚だったの!」と言えば、相手は「えっ、何!?」「魚?、どう言うこと?」となると想像できますよね?このようにして相手の興味を惹きつけます。
その後に、こちらが伝えたい情報へとつなげていけばいいのです。こんな感じです。「●●さん、実は、この前目からウロコの話を聞いて、●●さんに聞いてもらいたいと思って連絡したんだけど・・・」コツですが、相手の頭の中に「???」をつくることと、ちょっとユーモアがあるような内容がベストです。
オープニングのインパクトトークは、工夫次第でいろいろとなトークを作ることができます。たとえば、異業種交流会などの自己紹介の場面でも応用ができます。自己紹介でネットワークビジネスをやっています!と言えば、最悪の場合、退席を求められることもあるかもしれません。ですが、ここはインパクトとユーモアがある自己紹介で、相手の頭の中に「???」をつくることができれば、交流会のフリートークで、相手があなたに興味をもって話かけてくれるキッカケにもできます。
ぜひ、仲間と一緒にディスカッションしてよりインパクトのあるオープニングトークを作ってみてください。
まとめ
・営業と口コミの違いは、営業は仮に気に入っていない品物でも仕事のために売り込みます。口コミは本当に自分が気にっている物を教えて上げます。
・口コミ力を高めるためには、自分がスーパー愛用者になること。
・スーパー愛用者になるには、全製品を使いまくる、量や頻度を増やす、仲間と体験をシェアする。
・口コミのポイントは、こちら側が一方的にならないでキャッチボールのようにメリハリを作る。
・オープニングはインパクトあるトークで相手の興味を惹きつけます。